じゅころぐAR

ARのブログ

UnityでOculus Quest向けアプリを開発する

Oculus Quest買ったのでシリーズ。UnityでVRアプリ開発の導入になります。 はじめに 環境設定 Unityプロジェクトの作成 プラグインのインストール Oculus Questの設定 シーンの構成 基本的な構成 実機インストール はじめに Oculus Storeの審査は厳しく、個…

A-FrameでOculus Quest向けVRアプリを作ってみた

Oculus Questを購入したので、Quest向けのWebVRアプリを作ってみました。 A-Frame WebVR Maze https://vr.jyuko49.com/maze/index.html 本記事では、WebVRアプリを作成して公開するまでの流れを雑にまとめています。上記アプリの具体的な実装方法については…

Oculus Quest買ったった

買ったったですよ!買ったったですよ! 経緯(いきさつ) xR Tech Tokyo #16に参加した。 ↓ VRの中のリアル ソード・オブ・ガルガンチュア開発で見えた本当のVRの世界 株式会社よむネコ 新 清士さん youtu.be ↓ ガルガンチュアやりたい…(´ー`) ↓ 会場でポチ…

はてなブログにApp Store、Google Playへのバナー、バッジリンクを貼る方法まとめ

ブログ有効活用の一環として小ネタ、備忘録。 アプリはまだ収益化してないけど、せっかく作ったし。 App Store はてなブログの埋め込み機能 Link Maker バッジ スモールバッジ Banner Builder 350x200 180x150 728x90 320x50 300x50 Google Play はてなブロ…

カスタムシェーダーでARに光学迷彩やエッジ検出を実装してみた

ようやくですが、シェーダー完全に理解した。 はじめに シェーダー適用例 GameObject 光学迷彩 ドット カメラ映像 ネガティブフィルター パステルフィルター エッジ検出 おわりに 参考サイト はじめに ARKit3で発表されたPeople Occlusionのように機械学習の…

ARでパステルレインを降らせてみた

Twitter(@jyuko49)をフォローしてくれている方はお察しかと思いますが、私、ARと同じくらい三月のパンタシア(三パシ)を強く推しておりまして、何が言いたいかというと「三月のパンタシア LIVE 2019 ガールズブルー・ハッピーサッド」最高でした!! で、…

AR FoundationでARアプリの開発をはじめる

UnityでARKitを使って開発を行う際、Unity ARKit Pluginを使っていたのですが、いつの間にかタイトルに"[Now deprecated as of June 3, 2019]"(2019/6/3現在 非推奨)の文言が… 今後はUnityでARKitを使うならAR Foundationを使ってくださいということのよう…

ARKit/ARCore対応デバイス、対応機能一覧(2020/10)

WWDC2019でARKit3が発表され、2020年の3月にはARKit3.5が登場しました。 注目の新機能が追加されている一方で、ARKitでデバイスによる機能差異が出てきており、どのデバイスを買えばいいのか悩むケースもあります。 その辺をいい感じにまとめたサイトが見つ…

<model-viewer>を使って3DモデルをScene ViewerでAR表示する

Google I/O 2019で発表になったScene Viewerを試してみました。 2020/7/24追記 新しい記事を書きました。 www.jyuko49.com はじめに 用語・名称について Scene Viewerの概要 使い方 デバイスの準備 ARCoreを1.9にアップデートする コンテンツの準備 3Dモデル…

Google Pixel 3aが届いた

タイトル通り、予約していたGoogle Pixel 3aが届いたよ。 購入 開封の儀 本体 本体以外の同梱品 大きさ 見た目 操作感 Pixel 3aでできること プレイグラウンド Googleレンズ ARナビ WebXR まとめ 購入 SIMフリー版の購入はGoogleストアから。 予約したのが5/…

ARCore v1.9で強化されたAugmented Imageについて

Google I/O 2019にて発表されたARCoreのアップデートv1.9.0でAugmented Imageがパワーアップしました。字面的には地味なのですが、実際に使ってみると衝撃を受けるレベルの改善なので紹介しておきます。 なお、ARCoreは複数のプラットフォーム向けにSDKがあ…

AROWオープンテストバージョンでARアプリを作る

引き続き、AROWを使ったアプリ開発です。 今回は、主に"サーバからのマップ取得"と"AR表示"について。 前回:AROWオープンテストバージョンでUnityに3Dマップを表示するまで - じゅころぐAR サーバからマップを配信する マップをサーバから取得する Tips Cre…

AROWオープンテストバージョンでUnityに3Dマップを表示するまで

本日、AROWのオープンテストバージョンが公開されました! 発表・事前登録されて以来、どんなSDKになるか期待していたので早速使ってみます。 AROWとは サンプルを動かす サンプルの構成を理解する もうちょっと見てみる AROWとは 位置情報・3Dマップを利用…

8th Wall Webをthree.jsで動かす

何番煎じかわからないけど、試してみました。 一応、"Webエンジニア/ARがちょっとできるフレンズ"でやっているので。 8th Wallとは 8th Wall XR for Unity 8th Wall Web 余談(WebARとiOS Safari) 8th Wall Webを使う 料金 Freeプラン Proプラン 使い方 試…

Augmented Imageで色々なモノにARコンテンツを重ねてみた

久しくブログを書けていませんでしたが、更新が滞っている間にAugmented Imageを使ったデモアプリをいくつか作ったので、まとめて記事にします。 Augmented Imageの概要 作ったもの プリントTシャツ 年賀状 スライドショー(スマホ画面) スマートウォッチ C…

Crystal Signal Piで光る通知システムを作る

ARもAIも関係なく、AWSとラズパイの話。 AWSの監視したいけど、メール見落としたら意味ないよね。 ラズパイとかでパトランプ回してる人、いそうじゃない? という訳で、ググってみた。 www.infiniteloop.co.jp www.youtube.com そうそう、こういうやつ・・・…

DeepLabをMask R-CNNと比べてみた

前回の続きで、物体検知&セグメンテーションのライブラリ調査です。 最終的にはモバイルARで使う想定で評価しています。 ↓前回 jyuko49.hatenablog.com はじめに DeepLabの特徴 DeepLabの環境設定 ライブラリのインストール サンプル実行 コードを読んでみ…

Mask R-CNNを試してみた

AR x AIで使えそうなMask R-CNNというOSSを教えてもらったので動かしてみました。 github.com Mask R-CNNでできること 環境構築 Jupyter Notebookのインストール 必要ライブラリのインストール COCO APIのインストール コードを読んでみる In[1] In[2]: Conf…

three.jsでWebVRを行うための基本的なところ

久々の投稿デス。 WebXRやろうかなと思ったのですが、手持ちのARCore対応デバイスがAndroid7.xのため試せず・・・で気分転換にWebVRをやりました。 はじめに three.jsでVRMを扱う UniVRMでエクスポートする ボーンアニメーションで動かす three.jsのシーンを…

ARKitのARObjectAnchorをUnityで使ってみる

ARKit2の新機能として追加されたARObjectAnchorをUnityで試してみます。 blogs.unity3d.com ARObjectAnchorとは 開発環境 Unity ARKit Pluginのインストール ARReferenceObjectを作成する BoundingBoxを対象オブジェクトに合わせる 対象オブジェクトをスキャ…

『Unreal Engine 4 ゲーム開発入門』はこれからUEを始める人にオススメしたい

前回に引き続きUEを勉強中ですが、購入した書籍がよかったのでレビュー記事を書きました。 "リズちゃんが表紙のUnreal Engine入門書"、略して"リズ本"!! UEを始めるなら、これは買うしかないと思っていました。 ※書籍版とKindle版があります 「リズちゃん…

Unreal EngineでARをやってみる

ARの開発環境では、Unityがデファクトスタンダードだと思いますが、Unityに使いにくさを感じることもあり、Unreal Engineも試してみることにしました。 そもそもなんでUnityを使ってたんだっけ? Unityのつらみ Unreal EngineのAR対応 ARKit ARCore UEでARプ…

ARCoreのビルドに失敗したらadbのserverプロセスをkillしてみるべし

ARCore v1.2.0を使っているプロジェクトにv1.3.0をインポートしたら、いきなりビルドエラーが出た。 うん、このエラーには見覚えがある。 対処法 adbのserverプロセスが悪さをしていることがあるので、ターミナルを起動してkillして差し上げる。 $ ps aux | …

どうして空間共有で先に座標系の逆変換(inverse)を行うのか?

先日、Cloud Anchorを使ったオブジェクト共有の記事を書きましたが、Matrix4x4を使った座標変換の説明で若干モヤっとしなかったですか? Cloud Anchorを基点にした座標系で位置を伝えるのに、なんで送信側がCloud Anchor座標系への逆変換(inverse)を使うのか…

ARCore Cloud Anchor APIをマスターする(後編)

前回の記事に前編と付けることで後編を書くためのネタを作るという『はてブ駆動開発』をやってみました。 後編では、Cloud Anchorを利用してプレイヤー間で複数のオブジェクトを共有するARアプリの具体的な実装を考えてみます。 Cloud Anchor APIの制限事項 …

ARCore Cloud Anchor APIをマスターする(前編)

ARCore v1.2でCloud Anchor APIが追加されてから早1ヶ月が経ってしまいました。 色々試して理解も深まってきましたし、ARKit v2で同様の機能も実装されるので、仕組みや基本的な使い方を一度整理しておきます。 ARCore v1.2全体の概要については、前回の記事…

ARCore v1.2でアップデートされた機能をさわってみた

Google I/O 2018の開催に合わせて、ARCoreがv1.2.0になりました。 内容的に注目すべき点が多いアップデートなので、追加された機能について調べていきます。 開発環境は、Unity前提になります。 ARCore1.2で追加された機能 Vertical plane detection Augumen…

Amazon Sumerianのプレビュー版を使ってみた

Amazon SumerianがLimited Previewから誰でも試せるPublic Previewになっていることをご存知でしたでしょうか。 私は今日まで知りませんでした… Limited Previewで知り得た情報については公開を控えていたのですが、想像以上に使いやすく可能性を秘めたサー…

UnityでビルドしたARKitアプリが実機でアプリ落ちするとき

わざわざ記事にするまでもないのですが、ここで躓くの2回目なので。 カメラ許可ダイアログのメッセージを入れ忘れている ARでカメラが映る前に落ちている場合、まず疑うべきはここ。 "Build Settings" > "Player Settings" > "Settings for iOS" > "Other Se…

Vue.jsで作ったWebサイトをAmazon S3+CloudFrontで公開する

先日Vue.jsで制作&公開したWebサイトは、AWSでお安く運営しています。 Vue.jsでWebサイトをサクッと作る - じゅころぐAR Vue.jsで作ったサイトをPWAに対応させてみる - じゅころぐAR 構成はよくある"静的WebサイトのS3ホスティングパターン"ですが、必要な…